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この記事はこんな方にオススメ
  • Wi-Fi6が何かわからない
  • IEEE 802.11acとどう違うのかを知りたい
  • ITにあまり詳しくないから簡単に教えてほしい

2019年9月11日、AppleによるiPhoneの新モデルが発表されましたね。
各モデルのスペックを見ていくと、通信規格に「MIMO対応802.11ax Wi‑Fi6」とあることに気付きましたか?

そうなんです。
発表された3つの新モデル全てがWi-Fi6に対応してるんです。

ところでWi-Fi6ってご存じですか?

Wi-Fiは知ってるけど、どうして急に6がつくの? 1とか2もあるの?

と疑問に思う方はたくさんいるはず。

そこでWi-Fi6とはなにかを簡単に説明していきます。

この記事を読み終えれば、あなたも周りの人に「Wi-Fi6っていうのはねー・・・」と鼻高々に説明できるようになります。

  1. Wi-Fi6とは
    1. Wi-Fiには種類がある!?
    2. 「IEEE 802.11ac」なんて覚えづらいよね
    3. Wi-Fi6にはもう1つの名前がある
  2. Wi-Fi6にするメリット
    1. 最大通信速度が約1.4倍になる
    2. 無駄な通信を省いてバッテリー消費を抑制できる
    3. 最大8台まで同時接続できるので回線が安定する
  3. 対応機種
    1. 今使っている機種でも通信は可能
  4. いつから使えるのか
  5. まとめ

Wi-Fi6とは

Wi-Fiには種類がある!?

Wi-Fiという言葉はほとんどの人が知っているかと思いますが、実はWi-Fiにはいくつか種類があるんです。
※無料Wi-Fi(フリーWi-Fi)のことではありませんよ。

パソコンやスマホ、ルーターの性能を見ていると「IEEE 802.11ac」という謎の英数字を見たことはありませんか?

実はこれがWi-Fiの種類なんです。

正確には規格と言って、いま一番メジャーに使われているのが上記の「IEEE 802.11ac」という規格です。
スマホなどは機種によって、どの規格が使えるのかが決まっています。

「IEEE 802.11ac」なんて覚えづらいよね

今まで新しい規格ができるたびに「IEEE 802.11n」「IEEE 802.ac」のような名前をつけていました。
それらを一括りにしたものを「Wi-Fi」と呼んでいるんです。

そんなこと全く知らない人の方が、世の中には圧倒的に多いと思います。
IT業界の人でさえわかりにくいわ!と怒っているくらいです。

ですがここ数年でやっと「名前を変えよう」という動きが出てきました。
これからは世界的に親しみのある「Wi-Fi」を使おうということになり、次に新しく出てくる規格が「Wi-Fi6と名付けられたのです。

Wi-Fi6にはもう1つの名前がある

新しい規格「Wi-Fi6」が誕生したわけですが、実はもう1つ名前を持っています。
IEEE 802.11ax」という今まで通りの英数字です。

つまり・・・

「Wi-Fi6」=「IEEE 802.11ax」

だんぜん「Wi-Fi6」の方が覚えやすいですよね。

さらに今回「Wi-Fi6」が出てくるタイミングに合わせて、これまでの規格である「IEEE 802.11n」達にもわかりやすい名前が与えられました

今までの呼び方新しい呼び方
IEEE 802.11axWi-Fi6
IEEE 802.11acWi-Fi5
IEEE 802.11nWi-Fi4
スクロールできます

ということは、今よく使われている「IEEE 802.11ac」は「Wi-Fi5」になります。
どれが新しい規格なのかわかりやすくなりましたね。

Wi-Fi6にするメリット

最大通信速度が約1.4倍になる

Wi-Fi4→Wi-Fi5→Wi-Fi6と数字が上がるにつれ、最大通信速度も上がっていきます。
Wi-Fi5では最大6.9Gbpsに対し、Wi-Fi6は最大9.6Gbpsも出るようになるので、理論上は約1.4倍も速く通信できるようになります。

Wi-Fi5Wi-Fi6
最大通信速度(単位:Gbps)6.99.6
スクロールできます

無駄な通信を省いてバッテリー消費を抑制できる

今までのWi-Fiは、パソコンなどのデバイスとルータ間のやり取りを無駄に行っていました。
ですがWi-Fi6では必要な時にしか通信しないので、デバイスのバッテリー消費が抑えられると予想されています。

外出時は特にスマホのバッテリー残量を気にしてしまうので、これはありがたいですね!

最大8台まで同時接続できるので回線が安定する

1つのWi-Fiに対し、家族みんながそれぞれのスマホを接続すると、通信が遅いと感じることはありませんか?

これは規格によって同時にデータ通信できる台数が決まっているので、それを超えるとレジの順番待ち状態になり、通信の渋滞が発生します。
これが遅いと感じる原因の1つです。

Wi-Fi5Wi-Fi6
同時データ通信可能数(単位:台)48
スクロールできます

Wi-Fi5は最大4台まで同時通信できますが、Wi-Fi6はその倍の8台まで可能になります。
これにより渋滞が発生しにくく、今までより通信が安定します。

対応機種

今使っている機種でも通信は可能

Wi-Fi6が出るからと言って、それに対応した物を買わないとダメということはありません。
Wi-Fi6は賢いので、対応していない機種と通信するときは、Wi-Fi4やWi-Fi5として通信を行います。
これによりわざわざ買い替えなくても、今まで通りWi-Fiに繋げて通信していたものは使えます
ただし対応機種でないと、Wi-Fi6のメリットはほとんど受けれません

つまり今回発表されたiPhoneの新モデルは全てWi-Fi6対応ですが、いま飛び交っているWi-Fi(主にWi-Fi5)に接続しても問題なく使えます
Wi-Fi6が解禁されればそっちを使うので、通信速度がいきなり上がったと感じるいうことですね。

ルーターがWi-Fi6対応ルーターがWi-Fi6未対応
デバイスがWi-Fi6対応Wi-Fi6として通信可能Wi-Fi5以下として通信可能
デバイスがWi-Fi6未対応Wi-Fi5以下として通信可能Wi-Fi5以下として通信可能
スクロールできます

いつから使えるのか

2019年後半~2020年の間には使えるようになるという情報が出回っていますが、明確には発表されていません
ですがWi-Fi6対応のデバイス(iPhone等)やルーターは少しずつ販売されています。

まとめ

Wi-Fi6ってこんなもの
  • Wi-Fiの新しい規格の名前
  • Wi-Fi6=IEEE 802.11ax
  • 今までのWi-Fiより、通信速度が上がって回線が安定する
  • 2020年には使えるようになっているはず
  • 今使っているWi-Fi通信機種でも問題ないが、Wi-Fi6の恩恵は受けれない

今回発表された新iPhoneがWi-Fi6に対応しているように、今後どんどん対応機種が増えてくると予想されます。
ルーターの買い替えなどを検討しているのであれば、せっかくならWi-Fi6にも対応しているかどうかも判断材料にくわえてみてはいかがでしょうか。
動画視聴やゲームがより快適になりますよ。